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コミ1お疲れ様でした&夏コミについて。

2ヶ月くらい遅いけれど、コミ1お疲れ様でした。
当日は内外での温度差が激しかったですね。
僕らは毎度のようにのんびりしてました。


さて、ツイッターでは当たり前のように言っておりますが、夏コミに受かってます。不覚にも。

3日目(日曜日) 西 け-25a きつねこ

で参加します。
今回はどんなものを出すのかと言えば、毎度お馴染みのイラストコピー本と、コミ1で出す予定だったコピ本を僕の方では用意する予定です。
更に、文庫も一冊出したいと思いそっちも進めています。
ちょろっと、サンプルと言うか、宣伝も含めて内容を載せちゃいます。



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「兄さん、枕」
「ん……ほら」
 正座していた足を横に崩して、膝をぽんぽんと叩く。
「兄さんのおっひざっ、兄さんのおっひざっ」
「ご機嫌だねえ」
 深夏の頭が膝に乗った。僕はその頭に手を乗せ、髪を梳くように撫でつける。指の隙間を深夏の髪が心地よくすり抜けてゆく。
「んんっ……んー」
 寝心地の良い場所を探して、もぞもぞと頭が動く。
 何かに似ている気がする。そう、例えば――。
「チンポジ?」
 さらさらの髪の毛を、指の間いっぱいに挟んだ状態で手が止まる。
 そうあっさりと思考を読まれると、なんとなく悔しいわけで。
「そうだね。女の子だと……パイポジ?」
「兄さん、セクハラ」
 怒られてしまった。けど……。
「その前のチンポジ発言はセクハラじゃないのかいやごめん、僕が悪かった! だから内股をつねるのはやめて!」
 謝りながら深夏の頭を優しくタップすると、深夏は僕の柔らかい皮膚を解放してくれる。
「……痛かった?」
 つねっていた箇所を気遣いげにさすりながら、僕の顔色を上目気味に窺う妹。不安になるなら、つねらなければいいのに。
「少し、ね」
 僕の答えに深夏はホッとしたのか、不安げだった顔に笑みが戻る。
 しかし、それも束の間。今度は悲しそうに目を伏せて、僕の膝に鼻をすりつけるようにして顔を埋めてくる。
「んむー……深夏さんは心から信じていた兄に裏切られて、傷ついた。とても傷ついた。凄く傷ついた。深く傷ついた。責任取って」
「……どうやって?」
 一応聞いてみる。もっとも、聞くだけになるだろうが。
「毎日私のこと抱っこして、なでなでするの。毎日。死ぬまで。それで許してあげる」
「無理」
 解っていた答えなので一蹴する。
「一世一代のプロポーズを素気無く断られて、私の心は更に深く傷ついた! もう兄さんのお嫁さん以外なれない!」
「でも、ほら。僕のお嫁さんになったら、毎日毎日そんなふうに傷つくんだよ? そう思ったら嫌になってくるだろ?」
 と言うか、嫌いにって欲しい。頼むから。
「んーん、ならない。むしろ兄さんになら傷つけられてもいいよ。と言うか傷つけて。心も身体も」
 願いもむなしく、結果は惨敗。まったく、どうしたら良いんだろうか。
「うーん……深夏はどうしたら、僕を嫌いになってくれるんだろうね」
「女の子からの誘いをスルーして恥をかかせた挙句、傷つくようなことを言う兄さんは嫌い」
「おっ!? やった、深夏に嫌われた! これで僕にも恋愛の自由が、待ちに待った青春が!」
 本気で喜んでいる僕を余所に、深夏は僕のシャツに鼻先をこすりつけ、本格的に寝る体勢を整えていた。

「ねえ、兄さん」
「なんだい、妹さん」
「私ね、兄さん。兄さんが喜ぶことなら何だってしてあげるの。だからね、兄さんがそうやって喜んでくれるなら、何回でも嫌いって言ってあげる」
「さようなら束の間の青春。僕の人生には当分、君の出番はないみたいだ」
「ふふっ、だからお兄さん大好き」
「いつか絶対、兄さんなんか大っ嫌いって、心から言わせてやる……」
「おー。頑張れ兄さん、ふぁいとっ」
「……こんなに切ないことはない」

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こんな感じで、男女の兄弟がひたすらイチャイチャする短編集みたいなのを出したいなーと。
ただ、他のことが色々と立てこんできたので、出せるかどうかは妖しいところです。
励みます。
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